最近「HSP気質」という言葉を頻繁に耳にするようになりました。人よりとても繊細な感覚をもった人を指します。
海外に比べて日本人には当てはまる人がとても多いようです。
そんなわたし(@artstudiomana)もHSP気質の1人。(正確にはHSS型HSP)
2020年におがたちえさんの本に出会って、自身がHSP気質ということに発覚しました。
HSPの方の中で、日常生活においてなぜだかわからないけど、無性にイライラする・疲れることってありませんか?
掘り下げて、イライラを分析していくと「HSPと五感」が深く関係していることに気づきました。
あなたがなぜかイライラする原因は、五感が敏感すぎるがゆえに、無意識に反応してしまっているからなのかもしれません。
今回の記事では、日常の生活面に目をむけ、HSPであるわたしが実践してきた「五感を整える」ことの重要性をお伝えできればと思います。
目次
HSP気質の人が五感を整えるメリット
わたし自身、五感をととのえるだけで心が安定し、QOL(Quality of Life:生活の質)が格段と上がりました。
- 不快感が減り、常にリラックスな状態でいられるようになる
- パートナーへの八つ当たりが減る
- イライラの原因がわかるようになる
自分自身がHSP気質であることに気づき、コツコツと生活を整えていくと生きやすくなりました。
五感を整えるポイント
HSP気質を持った人は、繊細すぎるがゆえに五感に対して非常に敏感です。
特化するパーツは人それぞれですが、わたし自身は「視覚」と「触覚」にとても強いこだわりがあります。
照明や身につける素材に気をつけるだけで、日常生活のストレスが軽減されていきました。
HSPは五感に全てに敏感ですが、特化パーツだけは特に最善の注意を払ってみると格段に生きやすくなるでしょう。
- 視覚・・・照明、テレビやスマホの光量等
- 聴覚・・・テレビやスマホの音量、同居人の声量等
- 嗅覚・・・洗剤や柔軟剤、消臭グッズ、アロマ等
- 触覚・・・身につけるもの、肌に触れるもの等
- 味覚・・・食事、調味料、歯磨き粉等
なぜ気分が落ちているのか、なぜイライラしているのかを掘り下げていくと、五感に対しての不快感が多いことがあります。
パートナーにも共有しておくと、共同生活が円滑にすすむでしょう。
それではわたしが試してきた具体的な方法を、五感ごとに紹介していきたいと思います。
視覚(見る・見える)
- 照明を心地よい色にする
- 間接照明を積極的に取り入れる
- 外出時はサングラス必須(強い日差しや視線を避ける)
- テレビやスマホの光量を最小限に
などなど
既存の照明を変えるのはコストがかかりますが、試してみる価値ありです!
我が家はスポットライトを天井に向けて活用。
夜は間接照明だけで生活するとリラックスモードに自然に切り替わるので、すぐに眠りつつくことができます。
聴覚(聴く・聞こえる)
- テレビやスマホの音量を最小限にする
- 同居人の声量を調整してもらう
- 心地の良い音楽や音を常に流す
- 外出時はノイズキャンセラーを使う
- 道路沿いに住まない
なんと言っても、わたしの夫は地声が大きい(笑)
とっさに出る一言がとにかく耳につきます。
以前まで、なぜかわからないけどイライラすることが多々あったのですが、掘り下げていくと夫の声量だということに気がつきました。
それ以来、夫には「びっくりしちゃうから、家では静かに話して欲しい」と正直に伝えています。
また、着信音も在宅時にはマナーモード。
就寝時には機内モード。(電磁波もOFF)
同居人の協力があって心の平和が保たれます。。
協力してくれるパートナーに感謝ですね。
嗅覚(におい・かおり)
- 洗剤や柔軟剤をやめナチュラルクリーニングに(洗濯マグちゃん)
- プラズマクラスターなどの消臭対策
- アロマ(気分に寄り添って香を楽しむ)
我が家では当たり前のように使っていた、洗剤・柔軟剤を見直しました。
基本的には、ノー洗剤&ノー柔軟剤で、マグネシウムをネットに入れて洗っています。
汚れが気になるときはセスキソーダ(または酸素系漂白剤)と、柔軟剤がわりとしてクエン酸を投入。
無臭かつ綺麗に洗えて大満足です!
そして、我が家のトイレは窓がなく換気が不十分・・・。
どうしようかと悩んでいた時に、SHARPから発売されているトイレ用プラズマクラスターと出会いました!
設置したところ、めっちゃいい!!
トイレ特有の匂いが落ち着き、2年ほど愛用しています。
ちなみに車には車内用のプラズマクラスターを設置。
HSPには無臭大切!
\ 詳しくはこちらの記事 /
触覚(ふれる)
- 身につける素材に気を付ける
- 寝具やシーツをこだわる
- フローリングこまめにモップがけ
もともと化学繊維が苦手で、洋服や肌着は綿100%やリネン素材を選んできました。
そこで、ベットシーツも奮発し、麻100%のものを購入。
睡眠は人生の3分の1をしめると言いますが、お気に入りの素材にすることで、とても幸福度が上がりおすすめです。
生理用ナプキンもケミカルは苦手で、リネン素材のものを使用しています。
\ 詳しくはこちらの記事 /
味覚(あじ)
- 添加物や刺激物を避ける
- お出しをとる
- 銀歯からセラミックへ
よく間違ってアルミホイルなんかを口にすると、ピリッとしませんか?あとはアルミホイルとフォークの組み合わせとか。
それは口内の銀歯とアルミが交わって電気が流れているようなのです。。
審美性も求めて数本ある銀歯をセラミックに交換中です。
まとめ
HSPの方は、少しでも生きやすくなるために、五感に配慮をして環境を整えてあげるとよいでしょう。
- 視覚・・・照明、テレビやスマホの光量等
- 聴覚・・・テレビやスマホの音量、同居人の声量等
- 嗅覚・・・洗剤や柔軟剤、消臭グッズ、アロマ等
- 触覚・・・身につけるもの、肌に触れるもの等
- 味覚・・・食事、調味料、歯磨き粉等
人によってこだわる点、気になるポイントは異なってきますので、自分の気持ちに向き合って試して見てください!
きっとQOL(quality of life:生活の質)が向上して、生きやすくなるでしょう^^
\ おすすめの本を紹介 /
著者のおがたちえさんの実体験もふまえて書かれているので、HSPのことをもっと知りたい方におすすめです。
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