雨つづきの日々、室内あそびって何をする?
1歳児にお絵描きさせるメリットやねらいは?
そんな疑問をお持ちの方におすすめの記事です。
自宅保育や保育園での室内あそびって困りますよね。。
そんなときは「お絵描き」がおすすめです!
わが家では息子が1歳の頃に、大きな紙に思いっきりお絵描きをさせてみました。
今回はその経験をふまえて、ねらいや方法について書いていきたいと思います。
目次
1歳児のお絵描きのねらい

- 発達過程の確認
- 表現する楽しさをを味わう
- 手指や体を使い、脳への刺激をうながす
発達過程の確認
お絵描きで発達の確認をできることをご存知でしょうか。
1枚の絵から子どもの発達を読みとくことができるのです。
成長するにつれ絵がどんどん変化していくので、こまめにお絵描きをしていくと記録にもなるのでおすすめです。
点 → 線 → ぐるぐる → 円 → ・・・
体が発達すると絵が変化します。
絵が変化すると、言葉もどんどん増えていくタイミングだったり。
このように絵で発達過程が確認できるので、注意深く観察していくと絵の見方が深まっていくでしょう。
表現する楽しさをを味わう
表現することは生きる喜びを感じる原点。
歌ったり踊ったりと同じように、楽しくお絵描きすることで心を豊かにしていくことでしょう。
このときに、否定せずに子どもの好きなように描かせることが大切です。
のびのび表現することで「絵を描くこと=楽しいこと」とインプットされ、大きくなってもお絵描きが楽しく感じられます。
手指や体を使い、脳への刺激をうながす
手指の神経は大脳と密接につながっているので、お絵描きは脳育にもピッタリ。
お絵描きは、ペンを手指でにぎって、腕を動かして描いていきます。
それを支える肩や体、足との連動も含めてさまざまな神経がフル活動し、脳が活性化していくでしょう。
1歳児、お絵描きの方法

1歳の発達段階はさまざま。
ハイハイ期の子もいれば、スタスタ歩けるような子も。
基本的にお絵描きは、「つたい歩き」ができるようになってからがいいでしょう。
それより前にペンを渡しても、描くよりペンを舐めたい子の方が多い印象です。
そして、お絵描きは全身運動なので、体が未発達な1歳児は基本的には立って描くことをおすすめします。
イスに座って描く場合は足裏をしっかり床につけられる状態がベスト。
0歳〜1歳におすすめ画材

筆圧の弱い0〜1歳にはマーカーがおすすめ。
万が一、服やテーブルについても、「ふとふとマーカー」なら水で落としやすいインクなので安心です。
マーカー本体が太く小さな手でもにぎりやすい!
そして、書き味はこんな感じです。

当時1歳半だった息子でもスムーズに描くことができました。
でも、「ちょっとインクは安全性が心配…」と思う方は、素材重視の安全なクレヨンをおすすめします。
折れやすいのが難点ですが、口に入れても問題がない点がメリットです。
楽天ROOMで紹介しているので、そちらをのぞいてみてください。
1歳児のお絵描きレポート
息子が1歳のときに、何度かお友達とお絵描き会をしました。
今回はその中から次の2つのレポートをお送りしたいと思います!
- 基本のお絵描き
- 大きな紙にお絵描き
1歳児の基本のお絵描き

0〜1歳児が4、5人ほど集まり、お絵描き会を開催しました。
今回の画材は機能性重視で選んでみました!
- 画板
- カレンダーの裏面
- 水で落とせるクレヨン
- 洗濯で落とせるふとふとマーカー
そして、お絵描きのときに気をつけたポイントはこんな感じ。
- 無理に描かせない
- 「お絵描き=楽しい」をインプット
- 基本姿勢は、机に向かい立って描く
- イスの場合は、足裏がしっかり床につく
わいわいした雰囲気だったので、「お絵描き=楽しい」をインプットすることができたと思います。
「もっと描きたい〜」と要求してくる子もいれば、1度描いたら満足する子も。
それぞれの性格が出ておもしろかったです。
また、発達過程が違えば絵も全く異なるので、じっくり観察してみると違いがあるのでおもしろいかもしれません。
1歳児が大きな紙にお絵描きしてみた

基本のお絵描きをしたあと、家に大きな紙にも描いてみました!
大きな紙だと、思いっきり腕を動かせるので、ダイナミックな表現にチャレンジすることができます。
今回は、息子と同い年のAちゃん(1歳3ヶ月)親子をお招きして、みんなでワイワイお絵描きをしました。
お友達のAちゃんはイキイキずーっとお絵描き楽しんでいましたが、わが子はボーッとお友達を眺めているだけ。
でも、それでいいんです。
イヤイヤさせると、お絵描き=辛いものだと変換される可能性が高くなるので注意が必要なのです。
1歳児のお絵描きは、保育者が興味をひきながら、子どものタイミングで参加するくらいのゆるい感じでいいでしょう。
そんなこんなで1時間ほど描き続けたAちゃんは、大満足して帰って行きました。
その後、Aちゃんはお家でも保育園でも「カキカキしたい」と要求するほど、お絵描き好きになったようです。
おてんばなAちゃんにとって、ダイナミックに表現する経験がとっても合ってたのかな〜と思います。
まとめ
今回のお絵描きのねらいはこんな感じ。
- 発達過程の確認
- 表現する楽しさをを味わう
- 手指や体を使い、脳への刺激をうながす
お絵描きでは次のポイントに気をつけながら描いていくといいでしょう。
- 無理に描かせない
- 「お絵描き=楽しい」をインプット
- 基本姿勢は、机に向かい立って描く
- イスの場合は、足裏がしっかり床につく
そして、0歳〜1歳の画材は、「ふとふとマーカー」がおすすめです。
筆圧が弱くてもインクがしっかりつくし、汚れたら落としやすい!
素材にこだわったナチュラル系のクレヨンは楽天ROOMにいくつか掲載中なので、興味のある方はご覧ください。
ぜひ、ご自宅や保育園でお試しください。
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