こんにちは。
妊娠30週になりました、makiです。
妊婦さんの中には、妊娠後に口内環境が悪化した方も多いのではないでしょうか。
一般的に、妊婦さんは虫歯や歯周病になりやすいと言われています。
じつは、先日こんなツイートをしました。
妊娠性歯周炎で奥歯3本の余命宣告。ダメージ受けて1日放心状態だったけど、どうあがいても結果は変えられないので、今のうちに自歯で食を楽しみ、たとえ抜けても、生え変わりの子どもみたいに笑うことに決めましたw
— まきてぃ@30w (@artstudiomana) May 6, 2021
インプラントでも入れ歯でもどんとこい。
はい。
私自身、歯周病が悪化し歯周炎になっていました。。
担当歯科医には、奥歯3本がいつ抜けてもおかしくない状況で、このままだと入れ歯になると宣告されてしまいました(涙)
妊婦さんの歯を守るため、この記事では実体験や歯科医師さんから聞いた話をもとに、歯がボロボロになってしまった理由やブラッシングの重要性をシリーズ化してお伝えしていこうと思います。
今回のお題は、「なぜ妊婦が歯周病になりやすいのか」を解説し、同時に対策も書いていきます。
目次
妊婦が歯周病になりやすい3つの理由

- ホルモンバランスの変化で(唾液が少なくなる)
- つわりで歯磨き困難
- 免疫が弱くなる
① ホルモンバランスの変化(唾液が少なくなる)
妊娠中は女性ホルモンの分泌が活発になると言われています。その中でもエストロゲンというホルモンを歯周病菌は好み、どうしても通常時よりも増えてしまいます。そして、ホルモンバランスの変化により唾液の量も減り、口腔内が乾いた状態が続きます。そうすると、常在菌が細菌を退治することが困難になってしまいます。
唾液が少なくなるのは実感していたけど、そこまで危険な状態だとは気づけず。。時すでに遅し(涙)
maki
- 水をこまめに飲む
- 睡眠時は、口にいびき防止のテープを貼る
② つわりで歯磨きが困難に
妊娠初期ではつわりにより歯磨きが十分にできない妊婦さんがいます。友人は歯ブラシを口の中に入れるだけでも吐き気をもようしたそう。ホルモンバランスの変化に加え、歯磨きもできないとなると相当危険な状態なので要注意です。
maki
- ガムを噛む
- マウスウォッシュをする
③ 免疫が弱くなる
これは1のホルモンバランスと関係があるかもしれませんが、妊娠中はどうしても免疫が弱くなると担当歯科医師に言われました。通常時だと、歯周病になっても細菌と戦う力があるそうですが、妊婦は免疫がない状態なので歯周病になりやすいようです。また、もともと歯周病の人は、歯ブラシをサボってしまうと悪化の一途をたどってしまいます。。
maki
- 食べたら磨く約束げんまん!
- 朝・昼・晩、磨いた者だけが生き残る by担当歯科医
まとめ
以上、3つが妊婦さんが歯周病になりやすい原因と対策でした。
- ホルモンバランスの変化で(唾液が少なくなる)
- つわりで歯磨き困難
- 免疫が弱くなる
気づいたときには、歯周病菌が蔓延という高確率であるため、早めに歯医者さんに行くことを強くおすすめします。
歯磨きができる方は、妊娠中は朝・昼・晩しっかりと行うといいでしょう。
妊婦さんの歯を守り隊。
シリーズ第1回目は「歯周病になりやすい3つの理由」でした。
つづく。
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